hideのイビサ旅行記2002
8月7日 |
ミュンヘンからルフトハンザでバルセロナへ 連れ合いがどうしてもということで、バルセロナでのトランジットの約4時間に、サグラダファミリアへ。 去年も行ったのだけど、比べ物にならないくらいの人人人。 当然日本人もわんさかわんさか、特に塔に登る列が入り口まで。ここでは土産物収集に留めて再び空港へ。 余談だけど ちゃんと去年より工事は進んでいました(笑)。 これを毎年見るのもいいのかもね。 さあ、いよいよ16:30のイベリアでIBIZAへ。 今年はビジネスしかとれなくて軽食(パン中心)をいただきながらマヨルカを見ながら小一時間、去年はIBIZA島に見とれていたけど、今年はフィオレンティーナ島もしっかり上空から。 で、到着、バゲッジを待っているのだがなかなか出てこない。 最初に出てきた荷物に犬がいて、その持ち主がアーマンドバンへルデン似だったのですが、彼、その犬ケースの台車の車輪が一つなくて静かな激怒をしてました。 そんな折、レンタルのNOKIAが鳴る。地元の親友シノが、着いたのを確認したかの様に初コール。着信メロディに慣れているものにとってはなかなか気づかない(笑)。小一時間の後、やっとバゲッジ到着。そそくさにeuropcarにてレンタカーの確認。 マターリとおばちゃんが書類を作り、見積もりより少し安く支払い。 ただ、ヤリス(日本名 Vitz)じゃないの、おばちゃん?Marchって(笑)。 ネットはそんなもんだよな。 まあ、カテゴリー分けだからいいか、と鍵を受け取りアパートメントへ車を走らす。一年ぶりの右側通行、しかも左ハンドルのマーチ、しかも白です。 ことしはBOSSAビーチ、去年の落ち着きはないけどもリゾート感覚は満点です。 ついてチェックイン、しかしまたドイツでもあったようにすぐには確認とれず。でも、何故か旅程表をみせるとOKが・・・。鍵を渡され最上階8階へ。そのころには日も傾きかけていました。 Slinky@Es Paradis まず初めにごめんなさい、SmileさんSaftyさん。 集合予定時間12時なのに、待ち合わせについたのが1時・・・。だってだってなんだもん(笑)。 Es paradisには、2週間前に日本で知り合ったSlinkyのDJさんのゲストで行ったのだけど、まず驚きはそれがNo Chargeだったこと、本当にありがとう、DAVE。 Es Paradisは初めてのクラブ。 入るとなんか真ん中に派手目の建造物。時間も早いのか数人がその中で踊っている程度。入り口付近でもらったフライヤーにはJames holdenの文字。で、入るとちょっとエレクトロな感じも交えたプログレに近いテクノ。もしやと思い、彼のプレイ終了後、思わず名前を聞いてしまいました(笑)。彼は「俺はJamesだ」と。思わずあなたのレコード持ってますと伝えるのが精一杯でした。 で、次はDave、お土産をあげたのもあって?終始ニコニコ顔でプレイ。終わったあとも どうだったよ?エンジョイした?なんて質問も投げかけてくれました(日本ではずっとぶっきらぼうだったけどね)。 そんなことで、そこそこで今夜は切り上げるのでした。ただ、帰りがけにサンアントニからイビサタウンへの道、対向車線が渋滞。原因はアムネシアEパーティーだと。でも深夜4時に2キロも渋滞しますか?(笑)昼間でも渋滞なんてほとんどしない島なのに。 以上で就寝。 |
8月8日 |
9時頃、眼が覚めベランダで両隣に挨拶。 しかし、昨夜遅れてしまったSmileさんたちのホテルに電話をしたいのだが、どうかけたらいいのかわかならい(笑)。色々ガイドブック・取説を読んで、やっとのこと彼らのいるモンテソルに電話。覚えたてのカタルーニャ語を使うも通じず、英語でさらっと転送される始末。謝罪の後、花火で再び待ち合わせることに。 この日の最初はマクドで食事(笑)。 僕は日本同様ハッピーミール(ハッピーセットね)まわりにはパフェ+ポテト+ネスティーなんて輩がいて、ヲイヲイと思った。しかもみんなLだって。 一度アパートメントに戻って仮眠をするも。下のレストランで子供達のカラオケタイム。とはいうものの、司会の兄ちゃんがビリージョエルのアップタウンガール熱唱。子供はというと、ステップスとかアバとか。終いには誕生日を祝うハッピーバースデー。寝れたもんじゃないです。 花火大会 花火大会に向けて市街へ。 ただ、駐車場がどこもいっぱい。 去年歩いて気になっていたところも一杯、このままじゃバイパスについちゃうよ・・・。とその手前に大きな駐車場。なんとか停められた。 Smileさんたちには連れに先に待ち合わせにいっててもらったので、無事合流。市街をぶらぶらとしているとだんだん人が集まってくる。そんな中、波止場の真ん中あたりで12時 空砲と共に花火開始。 最初はウワサとおり「まあ、海外はこんなもの。花火は日本だよ、わかるかね?」ってたかをくくっていたら、なんか違う。えっ?花火って一度落下しかけてまた上がるの?なんで?なんで?Smileサン達の話では、これは火薬の量の違いだろう、って消防法の違いって聞いて納得。そんなのが30分くらい大雑把だけど豪勢でした。 やればできるじゃん!! その余韻のままBASEバーで数杯、これからSmileさんPachaに行くらしい。明日のミニストリーもあるのであたしは休み。帰って寝ました。 |
8月9日 |
イビサタウン観光 この日はほぼ観光。 メインは城郭内、去年とは違う東側の坂からアプローチ。ハマヒルガオみたいのが傍らに咲いていました 去年は工事中だった頂上付近はすっかり綺麗になってカテドラル、博物館へ。内容は当然スペイン語、わかりません(笑)。雰囲気味わいですから。ゆっくりぷらぷらと城を降りて、市場の前に行き、今年はここで買い物をしてみました。トマトとかレタスとか、隣に魚市場もあったのだけど、食欲をそそられる以前に生で食べたい私には鮮度を見分ける自信がないのでやめました。 それからポート付近のサムの店でパエリア、相変わらずヘビーです。サラダも頼んでしまったので もう何もいりません。僕にはプレートで十分です(笑)。でも食べられる時には食べておかないと。完食です。 その後船乗り場をうろうろしていると、声をかけてきた人約一名。Smileさんでした。どうも歩いてタマランカに行くらしい。Safetyさんはフィゲレタスの徒歩だって。さすが・・・。 旅はみち連れなので?Smileさんを乗せ海岸へ。実は海岸、今年初上陸。Smileさんはここでまったりするらしく、僕は夜のミニストリーに備え仮眠の為アパートへ。 Ministry of Sound@Pacha 2時すぎ、Pachaに出陣。 もうすでにごったかえし、50ユーロ(1ユーロ 125円の時代に)という高額(ほぼディスカウントは不可能らしい、こんなことなら次回は狙えゲスト枠(笑))で入場、セカンドもメインも一杯。そんな中、なんとかメインフロア中心脇に。 軽いプログレ風味、踊りっぱなしですよ。 中国人女性らしき4人とかいますよ。同じ東洋人として恥ずかしくない姿はみせられない、って思ってしまうのですが、あたしは踊ります。その人たちが万一日本人でも(笑)。ここは踊るとこでもあるんですから(笑)。 気が付くと8時近く 途中から去年に続きお立ち台を狙っていたのですが、ダメでした。屋上のチルスペースも行きましたが、やっぱりすぐメインに戻りました。久しぶりの踊り体質です。 車に戻るとしっかりPachaステッカーがリアウインドー左上に。これですっかりIBIZA通気分。帰って軽いシャワーで爆睡予定が寝られません(笑)。いっそこのまま起きてます。 島内をドライブ どうせ明日は朝からSPACEだから島一周しますよ、なんなら2周くらいしましょうか? その勢いで、去年のおさらいとばかりに、去年泊まったあたりをメインにドライブ。 まずは、サンホセを通り。そのアパートメントのあるCalaVelldaへ。 サンホセまでは比較的直線なのですが、そこからは山道で、ガードレールはありません。加えて右側通行の右が崖です。簡単に落ちます(笑)。それを考えると箱根ターンパイクはかなり親切です。 人間って、なかなか一度来たところは覚えているものです。難なく去年泊まった所につきました。 受け付けを覗いたものの、去年のおばちゃんは見つからず、ビーチへ。 この日は前日よりの不安定な天気がより悪く雨、ビーチには一人くらいしかいませんでした。ここいらへんは小さなビーチが多いのでちょっくら巡り、うまいもんにでもたどりつきたいなドライブを決行。 目的にあげたのは、沖に大きな岩山がみえるビーチ、Cala d'Hortでした。 このとき、7月に買ったMixmagの付録のIBIZAミニBOOKをもとに、新鮮な魚介類を日本人に与えてくれるとこを探しながら、この岩山。どこのビーチが景観的にベストかも、このミニBOOKを頼りにたどり着きました。 Cala d'Hort 圧巻というか当然見たことの無い風景。沖に大きな険しい岩山と小さ目の岩、浮世離れ感は抜群です。湾の右手には海にせり出すレストランがあり、映画の一部のようです。ここの入り口と着くまでの道は、途中勾配20パーセント、ちょっとしたジェットコースターです。 残念ながら、ビーチすぐには宿泊できるようなとこはなく、浜辺もどちらかというと漁師浜。 徐々にお腹もすいてきたので隣のビーチへドライブ。ここのビーチは木傘がパラソルこじんまりと小さなビーチ。そして、ミニBOOKにはここの右側の店はうまいよ、と。 ところで、どう右なんだ? 「UP」という単語に悩ませやれながら、海を背に右を選択。 店に入ると、まだ開店前の趣きながら、日本なら相川翔似のお兄さんが懇切丁寧に説明してくれ、フィッシャーマンパエリアとサラダを注文。デニーズなら、最低食べ物メニューに一時君臨していたイカリングを注文。 頼んでパンがきて、このパンがうまい。特につけるソースがニンニクサワーでさらにうまい。むろんおかわり。でも待てよ、もしかして注文頼みすぎ?先日のパエリアの二の舞?だから言ってるじゃないですか、食べますよ。食べれる時には(笑)。 うまい店というのは単品でそのおいしさがわかります。イカリング激ウマです。これを真似したかったの、デニーズ? サラダは新鮮って感じで、次に来たのはフィッシャーマンパエリア。要はパエリアのスープ版。またこれがうまい。もしココが「右の店」じゃなければ・・・。考えただけでも恐ろしい(笑)。そんなことはないだろうと、相川翔さんに聞いてみたら、そりゃそういいますね。 「ああ、うちのことだよ」。 それでいいんです。右の店が例えあんたのところじゃなくても、俺の中で右の店はあんたのとこだよ。とキザな台詞を思いつつ、気が付けばすっかり完食。 ここはマストですみなさん。隠しておきたいけど行ってください、みなさん(笑)。詳細は私まで。 最後に、誰かも飲まれていたIBIZA名産リキュールもごちそうになり、再会を誓い、一路、洞窟をめざすのでありました。 洞窟&デル・リウ このころになると、珍しく2日間ぐずついていた天気も回復の兆し。 やっぱりIBIZAは快晴がいいね。 今まで来た道を逆戻り、サンホセ、イビサ市街を通り抜けセントミゲールへ。 その市街の先に目的の洞窟はあるのですが、これ完全に、商業ベースに乗ってるんですね(笑)。ネタばらしをすると楽しみがなくなるので、気になるなら行ってみてください。いわば一つのアトラクションです。一度は行くけど二度はありません ということ、で私は車で昼寝です。いささか12時間以上起きていると眠いです。むかつきます。(だって連れ達、ここまでドライブ中寝ているんだもの)ふて寝です。 小一時間でふて寝終了、ここからは初めての地、デルリウです。「川がかつてはあった土地」というのに心躍らせて車を走らせます。 結構町です。IBIZA、サンアントニに次ぐ大きさを感じます。ついATMに寄っておこうかな?と思うくらい町です。 で、その入り口にありました、川と橋。 でも、ないはずの水があります。アトラクションですか?観光の一環ですか?今考えるとここ2日間で、もしかしたら仮にも流れるくらいたまったんだと思います。実はこの町に来る途中、IBIZA市街とセントミケールを結ぶ幹線の途中に、その支流があるっぽかったので探してみましたが、これかな?って程度だったので、ある意味、嘘でも川風味でうれしかったです。 ここには丘の上に教会もあるのですが、上まで車で一気に登ってお参りしておきました。 レコード屋巡り これで帰って寝そうでしょ?そうは問屋が卸しません。 ここから、一度IBIZA市街で買い物にでますよ。私待望のレコード屋巡りです。 私の今日はここから仕切りなおし、といわんばかりに張り切るのですが、上手(うわて) がいました。おまえら30枚も試聴するな、しかもまともに聞くなよ。その上、ノリノリじゃないか?でも買うのは1,2枚って耳が肥えているのか金がないのか?俺は好きだけどかけないよって奴なのか?考えているだけでは時間は潰せませんでした。 去年のスティーブローラー好きな兄ちゃんとは違い、さえなそうな店主にお薦めを聞くのですが、彼はハウスがお好きみたいです(水野晴カ似)。 10枚ほど買い上げておきました。 そんなんで夕方。 雨上がりの夕方、それはサンアントニでサンセットですよ。 うる覚えのアントニ市街を進んでいき、なんとか去年の駐車場付近に。ところが、あの広場がない。代わりにあるのは、な、なんとサーカステント。でもね、秘密の駐車場が空いてました。誰が行くのだろうサーカスと思っていたら、Smileさん達行ってたんですね(笑)。 ここでもレコード屋巡りは止めませんよ。親友のショウタロウ君に、アンダーワールドプロモ買ってこいって脅されていますから(笑)。(嘘、脅されてはいません) ここでは店の人、いいレコメンドしてきました。あんたいい耳しているよ。それは当然専門家です。ここでも10枚ほど。でも、スーパーのビニール袋みたいのに入れるのは今度から改善してね。おみやげも入れてくれましたけど。 夕焼け〜夜 そんなことをしていたら夕暮れもやってきます。 早足で夕焼けを見に行くなんて、こんなのIBIZAじゃない(笑)。 けど、しっかり日は暮れていきました。 なんかしんどいんです、と思ったら、何気にもう既に20時間は起きていることに、いい加減気が付きました。でもね、夕飯食べてないんです。だからアパートメント近くのバーガーキングで食事です。ここってもう日本では食べることないから、結構楽しみだったりします。 ワッパー食べながら、これこそバーガーなんだよなぁ、といつもは食べもしないのに通ぶってしまいます。一緒のドリンクを水にしたのに全部コーラがでてきました。その後、気づいたらしく、換えてくれそうでしたが、笑顔で「いいよこれで」って返しておきました。ここでの疑問点は「コーラってそんなに人気あるの?」ってことでした。ちなみに設置されていたTVで、みんなMTVのJACKASSを見て馬鹿笑いしていて、少し安心してみました。 で、このあとは寝るだけ。 |
8月10日 |
We Love Sundays@Space 起床は9時。 それでも、自分の中ではSpaceに遅刻です(笑)。 10時にはフロアに。 もちろん僕はテラスで。 Defmixのアフターも兼ねているので、ちょっとNYよりのハウス全開です。この健康的な環境がたまりません。でもエントランスでディスカウントで入ったから抜けたら終わりなんです。ダブルチケットなら一回出られるのに(泣) でもこれが後々、久しぶりに踊り体質に火をつけるんですよ。 しかも、実はこの週末、「WHITE PARTY」と銘打たれて、要はゲイパーティー祭が行われているんです。そうです、フロアはマッチョでかなり一杯です。満杯です。ごっつあんです。 で、ブースを見たらあら大変、昨日行ったレコ屋の晴カですよ。サングラスかけてDJの横で小刻みに踊ってるんです。改めて人は見かけで判断してはいけないと。 で、ここの人たちはフレンドリーです。色々な人が声をかけてきてくれます。バレンシアから来た人、IBIZA現地の人、で今年もソフトな方、ハードな方からも声をかけていただきました(笑)。嫌じゃないんですけど物理的にはダメです、きっと(笑)。 そんな中、たまに休みに中のフロアに行ってみたり、飲み物で腹を満たしてみたり、写真を撮られてみたり、エリックモレーロと握手したり・・・。で、とりあえずはスティーブローラー待ちですが、どうも遅れているみたいです。その間どんどん音はファンキーになってきて、ノリノリです。体が動くんです。 で、ローラーさん、入りが7時ですよ。またあの人のリズム打ちはすごい・・・・・気が付くともう9時過ぎ。都合12時間、少なくとも休みを抜いても11時間は踊っていました。もう満足感を越えた何かが(笑)。 当然帰って飯たべて寝るのですが・・・。「(プレイするのは)朝方」っていうんですよ。一応「行きたい」ってカラ返事して、とりあえず寝ました。 |
8月11日 |
Espuma@Amnesia 起きましたよ、午前4時過ぎに。泡パーティーです。 で、5時頃にはAmnesiaに到着。渋滞覚悟だったのですが、全然空いていて少し拍子抜け。駐車場になんなく止められ、いざ中へ。 セカンドスペースではTRADE(UKのゲイパーティー)をやっていて、昼間同様マッチョ祭でメインなのですが、音といい雰囲気といい、通常日のAmnesiaではありません。むしろ安いディスコのり(笑)。SAM似で帽子をかぶり上半身半裸・長ズボンでマイクを握り「もうすぐ〜ターイム」みたいなことを叫んだり、「イタリアの人」とかもうMCで客を煽りまくりです。そんなことで無理矢理ですが高揚してきます。 で、上で箱付お姉ちゃんが踊っている周辺に泡が吹き出るキャノン砲が設置され準備万端。 直前の一曲は、今日だけでもすでに聞くのは5回目、underworldの"two months off"。DJは既に機材にビニールシートを掛けてます。 SAMはかなりじらして、お姉ちゃんの紹介して、シャンパンを客に浴びせてさあ ドンドンパ、とQUEENが鳴り始めると開始です。でてくるでてくるE・・。最初は「キター」と思っていたのですが、途中から並々ならぬ気分に。 おいもしかして「泡」って人を殺せるのか? これでもかこれでもかと、人の頭より大きい泡は四方八方から降ってきます。曲はどんどん80'sなのですが、頭の奥のほうにしか響いてきません。もう脱出しかありません。死ねますこのままなら。 なんとか、数段高いバーカウンター付近に避難。もう楽しいとか言ってられません。避難の後も、泡はでまくりやがります。少なくともつま先から160センチは泡まみれです。避難しても口や眼は泡の後味が・・・。ナリケンのビーチボールを生で聞きながら、Amnesiaを出ていきました。アトラクションとしてはすごすぎる。 駐車場では、同じく泡にまみれたイタリア人一行が、サッカー選手の名前を挙げて各国人にアピール。デルピエロといえばイタリア人が、ベッカムといえばイギリス人が、そして彼らは僕を見るなり ナカターと呼びかけてきました。なんかうれしかったのと同時に、ナカタって十分知られているのね、っていう彼のすごさを知りました。 すっかり一面は朝を迎えつつあるのでした。 そして泡を洗い落として一時睡眠。 IBIZAってみんな塩水だから、泡って結構貴重だなと思ったです。 昼くらいに起きる。 今日ばかりはバカンスさせてくれ、という思いで近くで軽くプレートを食して、ビーチへ。去年とは違ってBOSSAビーチは長い、リゾートっぽい。でもまったりした雰囲気がここの島です。 ダルツビラから空港へ飛行機が真上を通りすぎていく、そんなシチュエーション、青い海に面している、この島がくれる至福の瞬間の一つです。 バカンス、リゾートの一面を手持ちのCDをBGMにして夕方まで。明日には帰途につかなければならないせつない気持ちを感じながら。 夕食は、連れ合い達の希望により市街で中華を探す。が、その前にあきれるほどレコード漁り。当然、晴カのレコード屋も表敬訪問。 どこのレコード屋でもこれでもかと御土産をくれて一日終了。レンタカーのガソリンもレギュラーでいいところをハイオクをくれてやりました(笑)。だってガソリンの種類の呼び名を間違えたんだもの。 コクーンのグリーンベルベットのライブもみたいけど自粛、ロジャーサンチェスも聞きたいけど辞退。また来年があるさ。と勝手な解釈で、翌朝5時、ロビーでアパートメントの受け付けのおばちゃんにお別れを言って、空港へ。 朝の空港は、クラブ明けの若者が仮眠していたり、家族連れでひそかな賑わい。その中に東洋人。黒いし焼けている。もしや、行く前に掲示板で言葉を交わしたMAXさん?本人も浮浪者風って言ってたし、スーツケースには日通のシールが。思い切って声をかけるとどんぴしゃり。最後の最後での出会い、感無量。 朝食を軽く一緒にとって再会?を誓ってバルセロナで別れていきました。 7時半、飛行機はIBIZA島を発ちバルセロナへ。不安もあるのですが来年もきっとって気持ちがあるんですよね。この島は一年後もきっとこのままで・・・。 ここで出会った人達にも再び会えそうな気がして。 バルセロナでは空港内のFCバルセロナショップでたんまり買い物。 この旅のエンディングチューンはMOONYのDOVEでした。 戻る |