〜マキの旅行記〜
（New Year's Eve, 2002）

去年の夏に友達とイビサを訪れた時に気に入ってしまい、また冬にも行ってしまいました。しかも今回は１人だったので、行くまで楽しめるかは正直不安でした。
今回 はヨーロッパの暖かい所に寄ってイビサへ行こうと思ったので、２８日にローマに着いて、それからイビサへ行きました。
２００２年１２月３０日
ローマ〜バルセロナ〜イビサを乗り継いで行きました。
イビサ行きの飛行機へ乗る時に驚いたのですが、乗客が夏と明らかに違うんです！夏は見た目からクラブ大好きな若い人が多かったのに、「どこの老人会のチャーター便ですか？」って感じ…かなり不安になりました。

飛行機のタラップを降りた瞬間、ものすごい風が吹いてました。イビサの冬…風が強いッス、これだと風車もシゴトできますね。

空港からホテルまでタクシーで行く途中、イビサの街並みが見えました。クリスマスの雰囲気を残していて大きなツリーもあり、イルミネーションが非常に綺麗でした。


モンテソルホテルの近くの広場（？）では大きな舞台があったので、何かイベントがあったようです。
Dalt vilaのお城には大きな電飾がされていてお祝いムードたっぷりでした。空を見上げると、夏とは違い綺麗な星がたくさん見えました、冬は静かだから空気がきれいみたいです。

ホテルに着くと１０時を過ぎていて、受付の方が「来ないのかと思って心配しちゃった！」と言っていました。優しい方でした。
部屋は４階にあり、お城側に窓があり景色が良かったです。このホテルは海・城どちら側の部屋でも良い景色が見られるようです。


夜遅くなっていたので、夜はホテルにあるla marina restaurantで食べました。と言っても、イタリアで濃いものを食べ過ぎていて気持ち悪かったので、あっさりマリネとサラダとワインだけ頂きました。確か、チップ込みで１５ユーロくらいでした。結構お洒落な雰囲気で美味しかったです。
それから近所のBARに行って、のんびり一杯飲んで１時くらいには寝ました。
２００２年１２月３１日〜２００３年１月１日
この日はヒマなので、フォルメンテ−ラまで行こうとフェリー乗り場へ行ったら、おばちゃんが「今日は風が強いから午前は出ないよ、午後は出ると思うけど帰って来れなくなるかもねえ〜。」なんて言っていました。「帰れなかったら寂しい島で年越しじゃん」と思い諦めました。
まーこの時期フォルメンテ−ラに行っても、あまりやることは無いんですが…。
そんなことでCAFETERIA MAR Y SOLでお茶を飲んで、イビサタウンで買い物をしてました。
今晩のパーティーで着るドレスでも買おうとMANGOに行き、物色して黒いドレスをゲットました。この界隈だと、今晩クラブへ行くらしき人が沢山見られたので一安心です。

そういえば、やたら大きなバス（多分５０人乗り位の）が走っていて「イビサにも大型観光バスがあるのねえ〜」なんて思っていたら、８人くらいしか乗っていないんです！何て贅沢な観光しているんだろう、なんて思っていたら、バスが停まってリッチそうな日本人のおじ様おば様達が降りてきました！そして、例のごとく旗をもったガイドさんに先導されて、Dalt vilaの方へ観光に行ってました。
イビサで日本人にあまり会った事はありませんが、まさかこんなに多くの日本人に大晦日に会うとは思いませんでした（笑）。
そう言えばウチの母の元へ観光パンフレットがきていて、その中にイビサツアーも有りましたが、あれに参加したのかな？たしか５０万円以上していたと思うけど…世の中お金持ちがいっぱいいるもんだ〜。

軽く食事をした後、小さなスーパーと市場で買い物をし、今夜の為に早く寝ておこうと思い６時頃に一旦寝て、１０時頃起きてBARへ行きました。
大晦日のイビサはお店も閉まり、バスは休みでタクシーも見かけなかったので、夏と違いチト不便です。
Dalt vilaの麓のカフェへ行き色んな人と話していたら、（ここもいい曲流れてました）pachaとamnesiaどっちにする？って話になって「大晦日に盛り上がるならamnesiaでしょう〜！」ってみんなが言っていたので、便乗してそっちに行くことにしました。

１２時ちょっと前になると、爆竹がなったり小さい花火が上がったりしてお祝いの雰囲気が高まってきて、みんなでカウントダウンして新年を祝いました。
大きな花火が何箇所からバンバン上がり綺麗でした。
みんなアルコールとかでハイになって、何だか訳分らなかったけどスゴーク楽しくって、お店のお姉ーさんもみんなに飲まされて酔っぱらちゃって可愛かったです。
去年はパリで新年を迎えたんですが、暖かいし全然イビサの方が良かったです。

１時過ぎにamnesiaが開くということで、車の中でみんなで歌いながらノリノリ状態で向かい、２時チョット前につきました。


駐車場がガラガラなので「あらー！」って感じだったのですが、中に入ると受付で「新年グッズ？」のような仮面と帽子と首飾り（？）が渡されました。内装は風船がたくさん飾ってあり、お客さんもドレスアップをしているせいかハッピームードが漂ってました。
メインルームの天井には巨大な包み袋がぶら下がっていて、何かが入っているようでした。
入った直後はガラガラだったのですが、３時を過ぎる頃になりと段々いっぱいになり、曲はsamba de janeiro とかsmooth operatorとか何でも有りな曲だったんですが、しばらくすると２００２年のアンセムが流れてきて盛り上がってきました。
amnesiaはやっぱり音がいいですね、振動で服まで揺れていた。
私チョット高い所いたのですが、気が付いたら横にDJがいてガンガンに踊ってました。なんでDJなのか気が付いたのかっていうと、服に大きく[DJ]って書いてあるんだもん（笑）。その彼は３０分くらい踊ると、ブースに戻ってDJ業に専念してました。
イギリス人らしき集団もいて、みんなで「写メール」撮りまくってました。


６時くらいが一番盛り上がり、天井にあった袋が割れ「amnesiaビーチボール」が周りの風船と共に落ちてきました。そう！元旦は泡ではなく大量のビーチボールです。 可愛かったので結構奪い合いになり、みんな取ってから直ぐに空気抜いてたたんでしまってました。

７時くらいになると疲れてきたし、spaceも行く予定だったので、カフェに寄って軽く朝ゴハン食べました。そして、ホテルに帰って休んだ後、お昼過ぎにspaceにいきました。
ずっと部屋の中でいたのですが、結構暖かいのでテラスに出てチョット踊りました。人が少ないせいか、海が夏よりもキレイだった気がします。
この時期のイビサはスペイン人率が高くて、お気楽テンションで楽しかったです。
さすがに夕方になると疲れてたので、ホテルへ帰ってゴハンを食べて、次の日の朝まで寝ました。
２００３年１月２日
この日はバルセロナへ移動する日だったので、朝ゴハン食べてから近所のショップへCDを買いに行きました。PachaのDVD付きやミニストリ−の２１st cen…2003を買ったりして、お昼前に空港に向かいました。
イビサの空港でデジカメで撮ろうとしていたら、スペイン人のおばちゃんがたくさん寄ってきました。どうやら、デジカメを見たこと無いみたいだから興味津々で、なぜかみんなで写真を撮って、送ってちょうだいとメールアドレスを渡されてしまいました。コトバが良く分らなかったけど送れという事なんでしょう、とにかく明るい人達だなあ〜。
１２時半の便に乗りイビサをあとにしました。

 最後に
ん〜やっぱりイビサは楽しかった！
夏程の活気はないけれど、以前にフィガロにあったような静かで美しいイビサを見られました。毎日晴れている上気温も２０度くらいはあって、セーター１枚で十分でした、雪も凍る日本とは大違いです。自称「晴れ女」なので、今回もそのパワーは健在でした（笑）。

今回分かったのが、「３１日と１日はバスとタクシーは無いらしい」ということと、「大晦日の殆どのレストランは高級なコース料理（１人約４５〜１５０ユーロ）しか出していない」ということ、それと「元旦は休日のところが多い」ということでした。
なので、遠くのクラブへ出かける時は、レンタカーか車の持っている友達を作って移動するしかないようです。
夏と比べると、クラブ大好きな人にとっては２日間しか開かないので寂しいかもしれませんが、ホテルもクラブも半額位だし、地中海のリゾートを観光するのには気候もよくて結構楽しいです。
ヨーロッパで年末年始を迎えるなら、イビサはオススメです。
（年越しはロンドンとパリの経験ありますが、どちらも寒くて凍えたので多分もう行かないです）

また絶対行くぞー！次回はレンタカーで島中グルグル巡ってみようと思います。

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