オフシーズンのイビサ
ここでは、あまり知られていない「オフシーズンのイビサ」情報をまとめておきます。 ※ここで言う「オフシーズン」とは、おおむね「10月上旬〜5月末」とお考えください。 オフシーズンのイビサ意外といいです。 夏にイビサに行っていると「オフシーズンはさぞ寂しい感じになるんだろうな」と思ってしまいますが、実際は意外とそうでもないです。 夏と比べると少ないとはいえ観光客もそこそこいますし、地元の人たちも普通に生活しており、寂しい感じは全くありません。一言で表すと「島の本来の姿を取り戻した」という感じです。 町が静かで落ち着いている一方、イビサの風景は夏と変わらずラブリーで、散歩しているだけでも癒されます。ということで、 ゆっくりと「地中海の島」の滞在を楽しみたいなら、オフシーズンのイビサはかなりお勧めです。 また、素敵なホテルやレンタカーがオフシーズン価格で激安なので、予算にもお勧めできます。 機会があれば、ぜひ一度足を運んでみてください。 美しい白い町並み では、下にオフシーズンのイビサTipsを記しておきます。 飛行機スペイン国外からのフライトは、限りなくゼロに近くなります。 一方、近くのバルセロナ、マヨルカからは1日何便も飛んでいます。 値段は、夏よりやや安いくらいです。 1時間に2本くらい飛んでます ホテル感覚的に、6割くらいのホテルがオフシーズンは閉館しています。 残りの4割のホテルは、オフシーズン価格で非常に安くなっています。 例えば、PACHAのホテル「EL Hotel」などは、ジュニアスイートのダブルは夏季は1泊400ユーロしますが、オフシーズンだと何と1泊120ユーロ!!!です。 これにPACHAの入場券がついてくるので、実質的には100ユーロを切ります。 El Hotel Pacha また、WHAM!の「ホテル・トロピカーナ」の撮影で使われたことでも有名な5つ星ホテル「Pikes」も、オフシーズンなら1泊170ユーロで泊まれます。 参考:イビサの宿泊情報 http://eivissa.s3.xrea.com/accommodation/index.html 交通機関バス、タクシーともに普通に走っています。 タクシーは夏とほぼ同じ台数がいるのか、常にタクシー乗り場に長い客待ちの車列ができています。 レンタカーEuropcar, AVIS, Centauroなど、大手レンタカー会社は通年オープンしています。上にも書きましたが、料金は非常に安く、おおむね夏季の半額以下です。 ぜひ借りてみましょう。 このベンツ(Cクラス)のオートマが1日40ユーロ! クラブPACHAのみ通年で営業しています。 オフシーズンのPACHAは、金曜と土曜の夜のみの営業で、入場料は20〜30ユーロ(夏の半額)です。 3月のパーティを告知するPACHAのポスター 一方、その他のクラブは全てクローズです。 ただ、年末年始やイースターなど特別な期間には、SPACEなどが臨時で営業する場合もあります。 PACHAチケットは入口で買えます。 オフシーズンのPACHAは、地元住民なら入場無料なので、意外と混んでいます。 内部は、シーズン終了とともに大改装され、夏のPACHAとは打って変わって全面的にラウンジ風になっています。具体的には、メインフロア以外は全てクローズされ、メインフロアも半分以上がソファのスペースになり、暖炉が設置されています。 もちろん、メインフロアの半分ほどは踊るスペースとして残されているので、踊ることも可能です。 ラウンジ風に大改装 DJは、Sarah Main, Kiko Navarroなどイビサ/スペイン在住のDJがブッキングされることが多いようです。 あのPACHAに20ユーロで入って、しかもSarah MainのDJをBGMに酒が飲めるのですから、それはそれで結構贅沢な経験なような気がします。 カフェ・デル・マルオフシーズンは完全クローズです。 数ヶ月かけて内部のレストアを行うので、臨時で開くこともないと思われます。 夏の面影ゼロのカフェ・デル・マル ただ、カフェの前のウッドデッキはそのままですので、勝手に座ってサンセットを楽しむのは自由です。(BGMはありませんが。。。) オフシーズンでも、本土からのツアー客と思われる人々が方々に座って、静かなサンセットを思い思いに楽しんでいます。 ここにたくさんのご老人が座ってるのが衝撃的 カフェ・デル・マル前でサンセットに背を向けて立ち話をする人々 あと、この周辺のサンセット系カフェ(Cafe MamboやSavannah Cafe)も全てクローズしています。唯一、カフェ・デル・マルから北に20分ほど歩いたBuddha Barが通年営業しています。 Buddha Bar http://www.ibizaformenterarestaurants.net/goldenbuddha/ サンセットもギリギリ見えます。 Buddha Barからの眺め イビサタウン旧市街(D'alt Vilaを含む、Vara de Rey広場より西側)は、99%の店舗がクローズしています。 一方、広場より東側の新市街は、普通に町として動いています。カフェやお土産屋さんもやっています。 見事に人っ子一人いない旧市街 旧市街でもたまに営業してる店もあります サン・アントニ見事なまでにゴーストタウンです。 ほぼ全てのお店がクローズしています。 特に、夏にイギリス人がタムロする町の東側は、怖いくらい人っ子一人おらず、逆に夏とのコントラストが面白いです びっくりするくらい誰もいないサン・アントニの東側 その他オフシーズンのイビサでは、観光客誘致のために様々なイベントが行われています。 実際足を運ぶ場合には、"Ibiza Spotlight"のニュース欄で、前もって調べておくことをお勧めします。 Ibiza Spotlight http://www.ibiza-spotlight.com/ オフシーズンイベントの例*「イビサの食材を使った料理」フェア |