イビサ旅行の基礎知識

簡単にイビサ旅行の基礎知識をまとめておきます。
イビサ行きを決めた方、これから行く予定のある方、イビサに来る日本人って(さすがイビサに来るだけあって)勢いだけで来てしまい、現地で無駄な苦労をすることが多いので、落ち着いて下の情報を確認して下さい。
まず、通貨や時差等、スペイン全土に共通する事柄については「地球の歩き方」のサイトをご覧ください。

地球の歩き方:スペインの基本知識
http://www.arukikata.co.jp/country/spain.html

続いて、イビサ特有のもの、気をつけねばならない点を記載します。

気候
基本的に1年中暖かいですが、その中でも真夏と言える時期は「7月上旬〜9月中旬」くらいです。
特に8月は本当に暑く、というか熱く、夏の地中海リゾート全開!という感じになります。
街中では日陰に、ビーチではパラソルの下にいるようにして、熱くなり過ぎないよう気をつけましょう。

ビーチでも午後は海の家が大繁盛


ただ、8月下旬以降は少し夜冷え込むようになりますので、夜で歩く場合は一枚軽く羽織るものを持ち歩いた方がよいでしょう。

物価
スペイン本土よりは高いです。
ただ、現在は2007年以前と比べて激しく円高になっているので、日本円に換算すると、日本の物価とそれほど変わらないと感じると思います。
また、生の野菜や果物は相変わらず安いです。アパートメントで自炊すると、食費もとても安く済みます。

1日の行動
一般的にはこんな感じになります。

朝 朝食
日中 ビーチ&観光
夕方 サンセット鑑賞
夜 夕食
深夜 クラブ活動
早朝 就寝

パッと見て分かると思いますが、全部ハードな上、全部やっていると寝る時間がほとんどありません。
よって、下記の点に留意された方が良いと思います。

・何かを切り捨てる勇気を持つ
・当初の計画にこだわらず、疲れたら柔軟に予定を変える

また、「サンセット」のコーナーでも書いてますが、7月はサンセットが21時〜22時頃になるので、サンセットを見る場合はその前後の予定をうまく調整してください。

お勧めの旅行時期
1位:8月下旬〜9月上旬
ヨーロッパのバカンスシーズンの終盤なので、観光客もそこそこの人数になり、快適に過ごせます。航空券代、ホテル代も若干安くなります。
かといって盛り下がっている訳ではなく、まだまだハイシーズンですので、その点は心配無用です。

2位:7月
バカンスシーズンのはじめなので、まだ観光客もMAXではなく、割とゆったりした感じです。ホテル代も若干安いです。
ただ、上記の通り日没がとても遅く、カフェデルマルなどでサンセットを見ようとすると生活リズムが狂ってしまうのが難点です。

3位:9月下旬
クロージングパーティが続き、やや夏の終わり感が漂っていますが、ホテル代、航空券代はいよいよ安くなっています。
まだまだ海には入れますが、深夜は少しヒンヤリしてきます。

4位:8月上旬〜中旬
最も盛り上がっています。
とともに、最も人が多く、最も交通事故が多く、最もホテルと航空券が高い時期でもあります。
他の時期に休みを取れる人は、時期を変えた方がいいかもしれません。

お金の管理方法
この3点を用意しておけばOKです。
1.日本国外でも引き出しが出来るキャッシュカード
2.クレジットカード(VisaかMaster)
3.ユーロ現金(全て50ユーロ以下のお札で


1は、どの都銀でも簡単に作れます。また、新生銀行のカードなら、何もしなくても通常のカードでそのまま海外でも引き出せます。
2は、VisaかMasterがお勧めです。Amex、Dinersは通じにくく、JCBは相当厳しいです。
3は、50ユーロ以下の札で持っていくのがコツです。100ユーロ以上の札は受け取ってもらえないお店が非常に多いので、両替時に必ず「50ユーロ以下の札で」と指定しましょう。

逆に、トラベラーズチェックと日本円の現金は、あまりお勧めしません。(どちらも、銀行での換金・両替が必要なためです)

言葉
観光地なので、基本的に英語だけで過ごせます。
ただ、現地の一般の人はスペイン語しか分からないので、少しマニアックなところ(ワイナリーなど)に行くのであれば、スペイン語を話す必要があります。

空港
空港は島内には1つだけです。


(※2010年の工事でこの看板は無くなってしまいました。。。)

24時間営業で、タクシー、バスも24時間発着しています。

空港内は基本的に安全ですが、当然日本で言う「安全」とは異なり、スリや置き引きは空港内に常駐していますので、手荷物の管理には注意しましょう。
また、普通のお土産屋さんの他、クラブ関連のお土産屋さんもありますので、お土産を買い忘れていてもここで買うことが出来ます。

恐らく世界で一番クラブグッズが売られている免税店


移動手段
レンタカー、バス、タクシーなどの移動手段については、「イビサ島内を動く」のページをご参照ください。

観光案内所
主要都市、ポイントに案内所があります。
よく利用される案内所を紹介しておきます。

イビサ空港
ターミナル内地上階 到着口近く

イビサタウン(新市街)
Vara de Rey広場


イビサタウン(旧市街)
D'alt Vilaの頂上にあるカテドラルの正面


サン・アントニ
ヨットハーバー前の道とDr.Flemming通りが交わるロータリー(卵形のオブジェがあります)のそば。


その他、フィゲレータ、サン・ホセ、サンタ・エウラリアに案内所があります。

イビサの観光案内所
http://www.ibiza.travel/en/oficinas.php

宿泊
夏のイビサで飛び込みで宿を探すのはかなり厳しいので、必ず事前に予約を入れていくようにしましょう。
詳しくは、「イビサで泊まる」のページをご覧下さい。

携帯電話 
スペイン本土で使える携帯であれば、一部の山間部を除き、島内のほぼ全域が圏内です。日本の携帯でも、海外でのローミングが可能な携帯(ソフトバンクの携帯等)であれば、問題なく通話可能です。

インターネット 
ホテルではほぼ100%Wifiがあります。ですので、日本から持ってきたPCやスマホをそのまま利用可能です。ただし、有料、無料のところがあるので、利用予定の場合は予約前に値段を調べておきましょう。
また、街中のカフェでも無料Wifiを備えているところが多いです。入口にFree Wifiと書いてあるお店も多いですが、書いてなくても一度聞いてみましょう。

なお、以前は街中の至るところにネットカフェがあったのですが、最近は数が少なくなりました。さらに、日本語表示できるところはほぼ皆無なので、ネットカフェの利用価値は今や無いと言ってよいと思います。

荷物預け 
イビサで意外と必要になるのが荷物を入れるロッカー。
ただ困ったことに、イビサ島内には荷物を預けられるところがほとんどありません。特に、空港、フェリーターミナル、バスターミナル、いずれのターミナルにも荷物を預けるところが無い、というのが驚異的です。もちろんコインロッカーもありません。

よって、荷物を預ける必要が出る場合、どちらかの選択肢を取ることになります。

1.ホテルに置かせてもらう
通常はこれが一番手っ取り早いと思います。
チェックアウト後も数時間であれば置いておいてもらえます。

2.私設の荷物預け入れ所を利用する
別コーナーでも紹介している、イビサタウンのマリーナにある「Extra Rent-a-car」で、荷物預かりもやっています。
フェリーターミナルの目の前で、イビサタウンの繁華街、バスターミナルにもそこそこ近いので、ホテルが不便な場所にある場合、利用価値があると思います。




他に何かイビサ情報についてリクエストがあれば、遠慮なく掲示板で教えて下さい!


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