ますだの日記 > 7月23日

2002.7/23 (Tue)
Beach: Playa de Ses Salinas
Club: Perfecto@Pacha

なんだか夫婦そろって眠れなくって、10時半に起きてしまいました。ま、せっかくということで、初のホテルの朝食に挑戦。1階のpubで食べるんですが、ビュッフェ形式ではなく、欲しいものを言ってから作ってもらえる形式。とは言え、大したメニューはありません。飲み物と、パン類だけ。ウチはドーナツとクロワッサンを食べてたんですが、隣席で食べてたトーストってのが惹かれました。トマトを刻んだのを塗って食べるんですね。ありゃ美味そう。そしてそこに居たオバちゃん、パンにオリーブオイルをかけ、コーヒーに浸して食べてました。あれ、美味いのか!?さすがにあれは真似する気が起きません。
今日は丁度いいタイミングで起きたので、洗濯物を出しに行ってきました。ビーチに行く用意を車に置いてランドリーに行こうと思ったら、駐車した車になんか黄色い紙が挟まっとる…。見てみると、スペイン語でなんだかよく分からないながらも、どうやら駐車違反切符っぽい…。イマイチ意味が分からないので、たまたまホテルのpubに英語の分かる女の人(おそらくオーナー?)が居たので、聞いてみることに。話によると、道路に青い枠線が引いてあるところは、パーキングチケットみたいな感じになってて、お金を払ってなんか駐車中表示をして停めておかないといけないらしい。チケットをどこでもらえるか知りませんが…(そんな機械は見当たらない)。で、何も知らずに勝手に停めてたんで、怒られとる訳ですな。ま、日本と違って罰金も安い(27ユーロで、初犯だと18ユーロに負けてくれる)ので、いい勉強になったかなと。警察の人も親切だったし、仏頂面で事務処理のように処理してしまう日本とは大違いです。トラブルでしたが、いい経験になりました。ちなみに、ホテルを予約したときに駐車場があるかどうかを聞いたんですが、その時「みんな路上駐車してるから大丈夫」っていう返事を貰っていたので、全然気にせずに路駐してたんですよ。で、こんな羽目に…。しかも後日、ちょっと歩くとちゃんとした公共の駐車場(Publico)があることを発見。教えてくれてたらいいのに…。このホテル、どうにも困ったホテルです。
駐車違反処理が終わった後、とりあえず空港のインフォメーションでもっとビーチの詳しい情報(特に写真入)のパンフレットが欲しかったので、空港へ。パンフレットを貰い、次は空港方面の有名なビーチ、Playa de Ses Salinasへ。

 

Ses Salinasの塩田の間を走る道を抜けたら大きな駐車場が見えてきます。そこに車を停め、ビーチに行ってみると、おやまぁ、広いビーチではないですか。とりあえず、いつものようにビーチチェアとパラソルを借りようと空いてるところを探してみたんですが、ほとんど埋まってて、空いてても「Reserved」。広いビーチなんですが、レンタルのビーチチェアとパラソルは全然少なく、結局適当に木陰を探して地べたでゴロゴロすることにしました。上手い具合に木陰が見つかってよかったんですが、2時からビーチに出てるんで、日差しが強く、砂浜の真中だとかなりキツイことになるところでした。
でこのビーチ、Ibiza townのクラバーにはPlaya d'en Bossaと並び、メジャーなビーチらしいんですが、ヌード率が高いです。老若男女素っ裸。トップレスのねーちゃんにはすっかり慣れてるんですが、全身素っ裸となるとちょっと目のやり場に困ります。しかもオールヌードになってるのは、おじちゃんやおばちゃんに多い…。目のやり場に困るというか、文字通り目の毒です。
海は結構波があり、濁り気味。レストランも、そのレストラン(Jockey's Club)だけかもしれませんが、非常に混みまくってて、空いてるように見える席はこれまた「Reserved」ってなってて座れません。そういう訳で、個人的にはあんまし好きになれないビーチでした。

ホテル近くに帰ってきて、今度は青い枠線の無いところに駐車し、夜あんまし寝てなかったので、長めのシエスタ。ところが、これまたなんか眠れませんでした。う〜む、久々の不眠症じゃ…。

さて、今日もクラブ前のBar活動です。Ibiza townのPachaの店で少々買い物をし、今晩のPachaの前売りを買ったあと、AK Morganaに行ってみることにしました。
空港の近くにあるclub barなんですが、客がほとんど居ない…。すでに1時半で、この店4時までのはずなんですけどねぇ。まぁとにかく落ち着くことにしてみました。
このAK Morgana、どういう店かといいますと、基本的にchill out barです。全体にアジアな雰囲気の建物、家具でそろえてありまして、座席もまったりと座りやすいものからソファーまで揃っており、曲も静かなCafe Del Mar系。人が一杯になると踊れそうなfloorもあり、ミラーボールが回ってたりするんですが、人もいませんからねぇ。やっぱライセンス問題で今年開店するかどうか揉めてたんで、客足が遠のいてしまったのか…。まぁ、車でしか来れないところですからね、そんなに混む事もないんでしょう。

 

まず庭の椅子に座って涼しい夜の風に当たりながらまどろみ〜としてたんですが、蚊に刺されてしまったので中へ。そのまま数十分ウダウダしてたんですが、どうしても眠い!明らかに心地よく眠くさしてくれる雰囲気なんで、寝ずに居るのが大変です。しかも元々眠いし。奥さんも寝ないようにがんばってたんですが、これが祟ってすっかりお疲れモードになってしまいました。chill outモノはうちら夫婦にはダメみたいです。

とりあえず我慢の限界が来てしまったので、移動することに。まだクラブに行くには時間があったので、今度はKM5に行ってみました。Ibiza townからSan Joseに向かう道の途中、5kmほど行ったところ(正確には町境から5.5km)にあるんですが、周りが真っ暗で、本当にあるのか不安になってしまいます。でもなんとかありました。で、中を探索してみると、曲こそそこそこノリノリの曲なんですが、基本的にやっぱりchill out系です。ここは友人や恋人同士で語り合ったりする場所には最適っぽいです。我々のようなすでに語り尽くして、あとはネタの披露の仕合みたいになってしまっている夫婦には退屈なんですな。そういう訳で、ざっと見ただけで退散してしまいました。

そして今日のクラブはPerfecto@Pacha。Paul Oalkenfold登場の日です。Pacha内に入ってみたら、そんなに混んでないんですよ。で、Main Floorまで行ってみると、結構な人が。なんだかTranceに近い曲がかかってたので、Funky Roomに移動してみたら、ほとんど誰も居ない…。とりあえずソファでくつろいでました。小一時間たった後、Main Floorへ。凄い盛り上がりです。どうもOakeyの回しているMain Floorに人が集中していて、他は誰も居ない…。妙な人口密度分布になっているのでした。まぁ、この日の客はみんなOakey目当てなんでしょうから、それもそのはずですけどね。その他のイギリス人はGod's Kitchen@Edenの方にまわってることでしょう。
他のDJだと良く顔を知らないし、気にもならないんですが、今回は天下のOakey。顔を拝みにDJブースに行ってみました。PachaのDJブースは、階段脇にあってかなり近くで見ることが出来ます。いや〜、思ったとおり、人だかりができてましたよ。そしてOakeyのファンサービスの良いこと良いこと…。曲をつないでその合間にファンと一緒に写真撮ったり、話したり。すごいです。そういう訳で、私もえらいまともな写真をとることが出来てしまいました。いや〜、相変わらずブサイクな顔ですね。
その後4時から5時ごろにはOakenfoldのalbumのプロモでしょう、例のジャケットの謎の格好をした人が登場。そのCDをばら撒いたりして、大盛り上がりでした。「Say Bunkka」って言ってましたが、このアルバムタイトルのBunkkaって何なんでしょうね?
ちなみに奥さんはChill out barで調子を崩され、どうにも眠い状態が取れず、かなりしんどい思いをしてた模様です。そういう訳で、少々早めに退散することにしました。

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