2002.7/24 (Wed)
Beach: Portinatx
Club: La Troya Asesia/Espuma@Amnesia
今日も夫婦揃ってなんだか早く目が覚めました。12時ごろ。だったら少々スケジュールを考えて、早めにビーチに行って、夕方Cala d'Hortの夕日を見に行くことに。
今日のビーチ、どこに行くか考えたんですが、東側のどこかに行こうと思って候補を考えたところ、とりあえずどこのガイドブックにも出てるし、道路標識もえらくしっかりしてるPortinatxへ。北東の端辺りにあります。
Portinatxに着くちょっと前はほとんど峠道でちょっと難儀しました(でも腕がなる)が、到着。峠の途中も時折海が見えて非常にいい感じだったんですが、このビーチもかなりいい感じ。有名な割にはこじんまりとしたビーチです。ですが、周りはホテルや豪華な滑り台まであるプールがあったり、妙に狭いところにホテルがひしめき合ってる感じ。客層は家族連れが多いもののそんなに五月蝿くなく、かなりのんびり出来るビーチです。ビーチも小さな湾になってて、海の水は緑、結構遠浅(岩棚になってて、その上に砂が乗ってる感じ)で、湾の半分ぐらいまでいっても胸ぐらいまでしか深さがありません。
この湾の海を見て右側の丘を上ると、その向こうは急に壮大な断崖絶壁の海岸線。結構びっくりしましたが、いい感じです。
大きなビーチに比べ、小さな湾になってるビーチの方が風が弱く、そよ風程度の風なんでかなり気持ちいいんですよね。勿論、天候にもよりますが。ココだと日中ずーっと寝てても疲れなさそうです。当り障りの無い普通のビーチですが、結構お気に入りになってしまいました。
さて、またシエスタしてから8時ごろからCala D'Hortへ出発。日が沈んでしまわないかと少々あせりながらCaka D'Hortに着いたんですが、なんと、例の岩Es Vedraとテンで違う方向に日が沈むではないですか。しかも海に沈むのではなく山に。昨年のMTV Ibizaのジャケットは嘘だったのか!?もしかして、冬ならうまくEs Vedra辺りに沈むのかもしれません。
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で、全然夕日を堪能できないので、急遽夕日の見れそうな近くのビーチに移動することに。車で十数分のところにあるCala Vedellaに行ってみました。ここはちょっと大きめの湾になっているビーチで、中の小程度の広さ。ホテルもちょっとあり、山間に隠れてる感じではなく、結構広い空間があります。そしてなんと、夕日がどんぴしゃで湾の狭い入り口方向に沈んでまして、絶景でした。周りにも期せずして写真をとってる観光客がチラホラ。Cala D'Hortはダメでしたが、いいスポットを見つけました。 |
夕食は再びD'alt VilaのCan d'en Parraへ。今日はゲストリストに入れてもらえる日です。レストランに着くと、「用事だけ?食べる?」って聞かれたんで、無論食事。オススメを聞いて赤ワインを一本注文し、のんびりディナー。魚のスープ、羊のグリルを食べたんですが、これまた絶品でした。奥さんは牛のカルパッチョとこれまた羊のグリル。カルパッチョも美味かったです。
食事後、Ibizaのリキュールなるものも貰い、すっかりいい気分の状態で今晩のAmnesiaのゲストリストの話を聞きました。すでに入れてもらっているらしく、ゲストリストの名前と番号、我々の名前を書いた紙をもらい、これをクラブで言えと。クラブに入るのは3時半以降だそうです。それぐらいの時間にならないとゲストリストがクラブに到着しないんですね。ま、泡は6時ぐらいって聞いてたので、全然OK。4時過ぎを目安に行ってみることにしました。
今晩はかなり朝遅くまで(よく分からん言葉になってる…)クラブに居ることになるので、クラブ前に2度目のシエスタを入れておきました。で3時ごろ起きだしてAmnesiaへ。
凄い人でした。まず駐車場が一杯。まぁ、停めれはしましたが、かなり奥に停めさされました。で、ゲストリストのところに並んだんですが、全然列が進まない…。結局文句顔のスペイン人に囲まれ、押し合いへし合いする中1時間ちょい待ちました。もっと日本みたいにちゃんと列を整備すればいいのにねぇ。
5時半ごろ、もう泡が始まってるんじゃないかとヤキモキしながら待った挙句に入場。ゲストリストをチェックするどころか、その名前が書いてある紙を渡すだけで入れました。全然チェックしとらん…。なんであんなに待たせたんでしょうね。
とりあえずMain floorに直行し、異様な群衆の中でギュウギュウ踊ってました。お立ち台の人がこぼしたカクテルが私にかかる(けど後に泡でどーでもよくなる)は、かなり困った雰囲気でしたが、とにかくみんな泡待ち状態。踊るのもそこそこに、ずーっと泡待ちの雰囲気が全体を包んでました。
そして6時35分。2階のダンサー用キャットウォークにダンサーが全員集まってきました。そしてその端になにやらシャンパンの瓶を抱えたおっさんが。そして音楽が止まり、アナウンス後、シャンパンを下のfloorの客にかけまくりだしました。そう、F1のチャンピオンがするように。何本か振りまいた後、謎のスペイン語の歌(サッカーの歌みたいな感じだった)をみんなで歌い始め、そして遂に!!!なんじゃこりゃ〜〜〜!溺れる〜!!阿鼻叫喚が起こり、群集が出口に殺到してきました。死ぬかと思ったんでしょうねぇ。我々はfloorの端に居たので結構マシだったんですが、真中に居たらたまったもんではないでしょう。頭、顔の上に泡が積もりまくってもはや見えないし目が痛いし息もままならない。その後、スプリンクラーのような雨も一緒に降ってきて、一応洗い流してくれます。でもまたすぐ泡。まるで拷問です。泡は2、3方向から降ってきまして、強烈な量です。床には膝辺りまで泡が積もってます。デジタルビデオカメラを撮ってる客が居たんですが、あれ、壊れてるでしょうねぇ〜。防水カメラを持ってきて正解でした。BGMは繋ぎなんかまったく無視した、ほんとに一般的なヒット曲のオンパレード。「ラ・バンバ」やマイケルジャクソン、Buenavista Orchestraやロックンロールまで、景気よくガンガンかかってきます。それをみんなで歌いながら泡まみれに。まさにCrazyの一言ですね。
そして夜も明けた7時過ぎ、外に出るまえに隣のテラスのLa Troya Asesiaを覗いてみると、ここはまた違う雰囲気で、すごい熱気でみんな普通に踊ってました。main floorのEspumaとはテンションが全然違う…。クラブを出るとき、周りから水でシャワーを浴びせて泡を取る通路を抜け、外へ。すっかり明るいです。しかし朝は寒い!しかも身体中、パンツまでびっしょりなので、寒さ倍増です。車に戻り、明るいし周りに人が居るんで、特に奥さんはイマイチ着替えれなかったんですが、とりあえず車の暖房をかけました。夏のIbizaでカーエアコンの暖房を使うことになるとは思いもよらないのでした。
今回の泡パーティーで分かった情報。入場は6時過ぎでOK。服装は全身濡れてもいい格好。まぁ、Tシャツ、短パンでOKでしょう。で、足元はスニーカーなどの靴を履いた方がいいです。私は濡れるつもりでサンダルだったんですが、床にガラスのコップが転がったまま泡だらけになるので、ガラスの破片とかが刺さる可能性もあり、大変危険です。あと、泡party後、外はあまりにも寒いので、着替えはどっかに隠しといた方がいいでしょう。車があるとベストなんですが、無い人は大変。朝露に濡れるので、ビニールにちゃんとくるんどいた方がいいでしょう。すでに明るいので、どこで着替えるかが問題ですが…。
そういう訳で、私の人生の中で最もcrazyで馬鹿な夜でした。おもろかった…。
そうそう、帰りに駐車場に「DJ Jean」と書いてあるflyerが一杯落ちてました。「へ?来るの!?」と思ってよく見てみると、明後日AmnesiaにDJ Jean、Mark van Dale、DJ Ruff、Steve Castroが来ると!!おっかしーなー、明後日はStereoのYoshitoshi partyでDeep Dishのはずなのに…。直前にキャンセルになったんでしょうかね。しかし、DJ Jeanなら行かなくてはいけません。ツイてる!
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