ますだの日記 > 8月2日

2002.8/2 (Fri)
Beach: Cala Moli
Club: Ministry of Sound@Pacha

さて、今日は最終日です。もはやココ数日、毎朝起きたとき、そして毎シエスタ後身体の疲れがどっとくるようになってるんですが、後一息。
今日は明日の早朝の飛行機の予定にあわせて、変則日程です。シエスタを夜の22時ぐらいからすることにして、2時に起き出し、MoS@Pachaに行って、そのまま飛行機で帰るプラン。すでにホテルのチェックアウトに必要なことは済ませてあります。最後の最後にして、かなり強引
ってなつもりでビーチに行く用意をしていると、1時ごろ、部屋をノックされました。「また掃除のおばちゃんが邪魔しに来たのか!?」と思い、開けてみるとホテルの人。「あなたたち、法律的に今日の昼の12時までにはチェックアウトしないといけないんですよ。もう次に入る人が来る」って…。「は?」と思い、予約は明日までしてあるはずだから確認してみてくれって言うと、下に確認しに行き、帰ってくると、「Sorry, Sorry…」。なんですか?明らかに宿泊者の管理が全然出来てませんな。ほんと今回のホテルは最悪です。

 

気を取り直して、今回のIbiza最後のビーチはCala Moli。西海岸の少々北の方で、Cala Comteの南になると思います。小さな湾のビーチで、下は砂浜ではなく砂利浜。水は綺麗で、緑色に透き通ってます。砂浜でないぶん、濁りも少ないんでしょうね。西の海岸に良くある、こじんまりとしたいい感じのビーチなんですが、難点が一つ。でっかい船が泊まってます。観光船の乗り場になってるらしい。あれが無ければ、遠くにCala Comteの前にあった奇妙な島も見えますし、いい感じなんですけどねぇ。ビーチチェアとパラソルは、両方それぞれ3ユーロでした。
すでにトップレスな人たちは見慣れて、別になんとも思わなくなってたんですが、ここのビーチの端っこでやってたマッサージ屋のおねーちゃんまでトップレスでした。トップレスのおねーちゃんにマッサージって、あんた、なんか違うマッサージみたいじゃないですか。でも、勿論そんなサービスやってなさそうです

ビーチで最後の焼きを入れた後、昨日、カティアナさんから貰ったPin upっていうビーチクラブのフリーチケットがあったので、ここの様子を見にPlaya d'en Bossaまで。少々道に悩みながら到着したんですが、入り口でスタッフが待ち構えてはいるものの、イマイチ中がよく分からん。ビーチ沿いにあるので、ビーチから中を覗いてみると、だ〜れもいないではないですか。一応14時から夜までって書いてあるので、もしかしたら夜になったら盛り上がっているのかもしれません。曲はイキのいい売れ線Houseがかかっておりました。

奥さんが段々と眠くなってきたので、目覚ましに奥さんの好きなスーパーへ。Hyper Centroっす。結構のんびり物色して、いろいろと土産を購入しました。空港で土産を買うより、こういうところで買う方が面白いものが買えますよね。

さて本日は忙しいです。夕方7時から10時まで、Sant AntoniのPunta de MoiっていうところでイギリスのBBC Radio 1の収録があると言うことで、そこに向かってみました。Sant Antoniのロータリーの駐車場から結構歩いて、Bar Mを通り過ぎ、Bay Bar Cafeも通り過ぎて、ようはSant Antoniの繁華街から、港を挟んで反対側の端の方で野外イベントとしてやってます。疲労しきった我々の足には結構きつかったです。
向かってる最中に始まってしまったんですが、いきなり"It Just Won't Do" / Tim Deluxeが聞こえてきて、しかもライブっぽい歌い方してる…。一昨日のHed Kandi@Edenに引き続いてまたギリギリ逃してしまったぁ〜と悔しい思いをしながら、Punta de Moiに到着。特設野外会場なんですが、Pete TongがDJしてましたよ。そして結構な人の数。ま、帰りの荷造りしたり、寝なきゃいけないので、様子だけ覗って早めに退散しました。
このPunta de Moiへの行き帰り、さまざまなクラブのイベントねーちゃんがプロモーション活動をしてます。その中でも目立つのは、Schooldisco.comのねーちゃん。EdenでやってるPartyなんですが、ドレスコードが「制服」だそうです。そしてプロモーションのねーちゃん(チョット年増)も女子高生(イギリスのミッション系)の制服を、ビリビリ破いたり、胸元見せたり、へそ見せたりして着てます。そんな学校、羨ましいですよ。今更ですが、ちょっと行ってみたかったなと思うのでした。あ、でもドレスコードに引っかかってしまうか。そういえば、Mambo CafeにSchooldisco用のネクタイが売られてました。あれさえしてればOK!?

帰る用意をし、遅いシエスタをし、最後の最後のイベント、Ministry of Sound@Pachaへ。事前にSant Antoniで前売りチケットを買っていたんですが、前売りですでに50ユーロなんで、doorではいくらなのかと思ったら、50ユーロでした。Ibizaで最も高いpartyなMoS、今年は前売りを値下げしないという手段に出ているようです。振り返ってみると、Pachaのdoorでの入場料は、いつも50ユーロだった気がします。ただ、partyによって前売りが35ユーロだったり40ユーロだったりした訳ですね。で、MoSは値下げせず。前売りを買うときに、「値段は同じだけどfree drinkが付くよ」って言われてたんですが、Pachaの入り口には「前売りticketではdrink付きません」って…。なんじゃそりゃ。
さて、Pachaへ入場。すでに音が聴こえてたんですが、Funkyで独特なベースラインが聴こえてきます。「こりゃー期待のYousefやなぁ〜〜?」って思ってDJブースを見てみると、短い髪の毛に濃い眉毛、お茶目な顔のYousefがいらっしゃるではないですか。そういう訳で、持てる最後の力を振り絞って踊りまくってました。いや〜、ほんとトリに相応しい一夜でしたね。"It Just Won't Do" / Tim DeluxeのYousefらしいmixも披露してくれましたし、とにかくノリノリFunky Houseなpartyでした。ただ、やっぱ客層のメインがイギリス人だからか、いつものPachaに比べると少々礼儀正しくない人が多かった気がします。肘とかぶつけてきても全く謝りもしませんしねぇ。奥さん、少々怒ってました。長く滞在してPachaメインに行ってると、結構そういう差を感じるようになるもんです。
Yousefの後は彼の恋人(!?)のLottieが控えてたんですが、飛行機に乗らなきゃいけないんで、5時過ぎに退散。これで全てのIbizaでのスケジュールは終了です。お疲れ様〜。

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