今日はD'Alt Vilaさんのホテルに遊びにでも行こうと言うことになってまして、買い物もしたいし、フォルメンテーラ行きの船の時刻表も欲しいし、ってことでIbiza Townに昼過ぎに繰り出してみました。例の駐車場に停め、てくてく歩いていき、途中、「Hierbas Ibicencas」っていう地酒（リキュールです）を売ってるところで、いつもCan d'en Parraで食後に出てくるお酒をお土産用に購入。なかなか薬臭い味がするんですが、甘くて美味しいです。

そんな感じでヘロヘロ歩いてたら、ポツポツと雨が…。ん？って思ってとりあえずMar y Solへ。そしたらすっかり土砂降り。ここで雨宿りも兼ねてビールでも引っ掛けてたんですが、一向に止みません。こんなに降るのも珍しいなぁと思い、1時間以上待った挙句、雨が弱くなったところを見計らってトラベラーズインフォに行ってみました。そしたらシエスタ中…。やられましたね。雨が降ってなかったら間に合ってたのに…。13:30〜17:00までシエスタです。寝すぎやっちゅーに（人のこと言えない）。

結局このままD'Alt Vilaさんのホテルにも行けそうにないですし、自分のホテルに引き返すことにしました。あんまし奥さんを雨ざらしにする訳にもいきませんしね。んで、さっさとホテルで寝てしまい、夜に備えようかなってことになりました。

しかしこっちの人は傘持ってないですね。みんなずぶ濡れでした。もしかして傘の存在を知らんのとちゃうか？とか思ってしまったぐらいなんですが、一応、売ってはいました。買いもしませんでしたが。そーいえば、止まった銅像の芸をやろうとしたら雨が降り出してがっくりな大道芸人の人、哀愁漂ってましたね。

車でホテルまで戻る途中、道路が洪水状態と化してました。なんとか走れるんですが、故障で壊れる車が続出。Ibiza TownからPlaya d'en Bossaまで、3、4台の車が道の真中でエンストして動けなくなってました。そもそもそんなに雨が降るとは想定されてないようで、水はけが悪すぎるんですよね。まぁしかｓ、面白い経験をさせてもらったものです。

ホテルに着いて小一時間すると、雨止んで晴れとるし…。マーフィーか！？でも、webの天気予報を見る限りでは、これから5日間ほとんどそんな天気だそうです。マジかいな、やだなぁ…。
そういう訳で、今日は昼間はイマイチでしたが、さっさとシエスタしてしまうことにしました。もしかしたら夕方目が醒めて昼の分を取り戻せるかも。

と思ったら、21時でした。はっはっは。私はイマイチ寝れなかったんですが、奥さんは爆睡。おっけーです。
寝れない間、フォルメンテーラ行きの船のタイムテーブルをネットで調べてました。Ibiza townからはかなりの頻度で行ってるようですね。朝から夕方まで、ほぼ30分おきに便があります。帰りも同じく。これだと気軽に行けそうです。ただ、フォルメンテーラのどこに到着するのかが分からないんですよね。昨年はIlletesのすぐそばだったんですが、町まで行かれちゃうとビーチまで移動するのが大変。まぁ、行ったことない町なので、それはそれで良いのかもしれませんが。

さて、結局D'Alt Vilaさんのホテルにはいけなかったんですが、また一緒に食事をとることにしました。Can d'en Parraのカティアナさんのお父さんの店、El Portalonに一度行ってみたいと思ってましたので、そこで一緒にディナーをば。
またIbiza Townの例の駐車場に車を停めた後てくてくと歩いてると、雨が…。昼間と同じパターンではないですか。まぁしかし、それほどひどい雨でもなかったので、とりあえず昼に買い損ねたPacha Tシャツをさっさと買い、El Portalonに直行。途中、Can d'en Parraをチラッと見ましたが、あそこ、ほとんど完全にオープンレストランが売りの店なので、雨が降ると完全に商売あがったりのようです。かわいそうに…。El Portalonには一応屋根があります。
オープンの屋根下の席は満席だったので、建物の中の、一番ドア側の席に案内してくれました。ほとんど待たないうちに、D'Alt Vilaさんとアンドリューが到着。予定通り会食です。
このEl Portalonはスペイン家庭料理の店なので、ここはやっぱりパエリアでしょーってことで日本人3人でパエリアを食うことにしたんですが、アンドリューは遠慮してました。彼、アメリカ人なのにすんごく小食なんですよね。そんな人も居るんですなぁってちょっと感心(?)しました。
しかしココのパエリア、さすがに美味いです。Ibiza Townの港の近くのアメリカンな雰囲気のパエリアはなんとなくインスタントっぽい味がするんですが、ちゃんと作ったパエリアって感じで、しっかり美味いです。安めのレストランで食べるインスタントっぽいパエリアは、具は申し訳程度に乗ってるだけなんですが、ココのような本格的なパエリアは、ダシを出す海鮮やトリガラ肉がしっかり入ってるんですよね。ご飯よりも多く入ってるぐらいです。先日のCala Carboのレストランも同様の美味さでした。こっちの店のほうが少々ご飯が柔らかめでした。

英語と日本語混ぜこぜで雑談、食事をし、1時過ぎ頃に、そろそろクラブかなって感じで我々は先に退席。まだ雨は降っていたんですが、昼の教訓を得て、折り畳み傘を持ってきていたので問題なしです。
しかし、またもや奢られてしまいました。今度こそこっちが奢るつもりでいたのに…。ほんと、すっかりゴチです。ありがとうございます。

実はIbizaに来る前からSadaさんからUnderwaterのゲストが取れるかもってことで連絡を頂いており、こっちに来てからも何とかメールレベルで連絡を取り合ってはいた（Sadaさんのホテルの部屋には電話がなく、彼はネットカフェでメール見てた）んですが、さすがにこっちで頻繁にメールの交換をするのは難しく、結局私が「今日2時ごろMar y Solで落ち合うってのでどうですか？｣みたいなのを出したっきりでした。多分、落ち合えないんだろうなってことで今日ホテルを出たところでいつものチケット前売りを買ってしまってたんです（€5安の€45と言われて、二人分で€100出したら、何故か€30お釣が帰ってきた。結局€35でした。スペイン人万歳）が、一応メールで提案した手前、待っとこうかなってことでMar y Solでぼーっと。そしたら学生3人組が登場いたしました。ちゃんとメールも読んでくれてたようで、うまく落ち合えたんですねぇ。
彼らはHotel Cenitに3週間ほど滞在するらしく、自炊し捲くり生活をしているそうです。お〜、学生〜って感じで、少々羨ましい。日本でDJもやってる彼らなんですが、SadaさんはCafe Del Marで、も一人の友達（名前聞くの忘れてた）はKubeで回す約束を取り付けたそうです。いきなりIbizaデビューです。おめでとうございますですよ、ほんと。

一緒に車でPachaまで行き、Underwaterに突入。我々はチケットを買っていたので、そのチケットで入りました。彼らも少々手間取りはしたものの、ゲストとしてタダで入場できたようです。Tim Deluxeのコネだもんなぁ〜。さすがです。

Underwater@Pacha、昨日のRelease Yourselfほどではないにせよ、結構賑わってました。雨なのにコレだけ賑わってるってのも大したものかも。まぁ今日はそれほどライバルpartyも少なそうなんですけどね。
思った通り、ビートメインのちょいアングラ気味の選曲でしたが、これまた踊らされるノリですね。さすがです。X-Press 2の3人が同時playするってことで、あんな狭いところでどうやって…って思ってたら、DJブースを少々拡張してました。横の階段の通路を封鎖して、そこもDJが使えるようにしてましたね。なるほど、そういうことが可能なのか…。

踊ってる最中、Sadaさんがもぅ一人日本人を見つけてやってきました。トモさんです。女性一人のIbiza中でした。思わず日本人式のお辞儀挨拶を繰り広げてしまいましたよ。周りからは日本人だ〜って思われてたかも（笑）。

結構混み出してそろそろキツいかなって思われた4時ごろ、退散することに。外は小雨ながらもまだ雨降ってます。明日は晴れて欲しいものですが…。天気予報はイマイチなんですよね…。El Portalonでも話してたんですが、どうもやっぱり異常気象の延長みたいな感じじゃないかってことでした。Ibizaでこの時期にこんなに雨が降ることも珍しいみたいです。