ますだの日記 > 9月4日

2003.9/4 (Thu)
Beach: Cala Gracio
Club: Ministry of Sound@Pacha

昼頃外を見てみると、またもや怪しげな雲行きです。雨もパラパラと…。しかし、昨日や一昨日に比べると雲が明るい感じがしました。ベランダで外を見てると、他の部屋の人もベランダに出てきて外をチラチラ…。Ibizaに来て雨続きだと「金返せ−」って感じになりますもんね。

ともかく、今日はなんかイケそうな気がして、ビーチに行くことにしました。部屋から見えるPlaya d'en Bossaの状態からすると、風も強いし海も荒れ気味。トラベラーズインフォのビーチガイドをパラパラ見てると、この時期は南風が強いので、北のビーチは比較的穏やかなんですって。そしてその中でも奥まってて小さな湾になってそうなところを捜しましたら、Cala Gracioがひっかかりました。Sant Antoniのすぐ東で、先日行ったCala Saladaの隣です。そもそも北側のビーチは少ないんですよね…。

 
Cala Gracio、確かに少々奥まった感じはあるものの、視界は結構広めのビーチ。いい感じです。風も海も穏やか。かなり遠浅みたいで、シュノーケリングとかすると面白そうです。
こっちでゲットしたフリーペーパーによると、この辺はガイドブックには載ってないような岩場のビーチ(?)Cala Yogaなるところがあるそうで、ついでにそこの探索もしようかなと。曇りがちの天気を気にしながら、パラソルは借りずにビーチチェアだけ借りて奥さんを休ませ、私は徒歩で探索の旅に出かけてみました。ざっと歩いてみたんですが、派手な岩場はあるものの、そのフリーペーパーに載ってたような場所は発見できず。昨年のAtlanticeに次ぐ謎になってしまったのでした。
その探索のときにまず始めに見つけたのが、Cala Gracioのほんのすぐ脇にある、Cala Gracionetaというビーチ。名前からしてもすぐ隣にありそうなのが分かると思います。ここ、今まで私が見た中でも最も小さな湾になってるビーチでした。ほとんどプライベートビーチみたいな感じですね。ビーチ自体は森から急に海に出てきたようになっており、その森の部分にはいい感じにレストランがあります。ここ、雰囲気的にもかなり私の好きなタイプかもしれません。
Cala Gracio、Cala Gracioneta、両方とも客層はカップルや地元の人がメイン。従って、なかなか静かに寝てられます。良いビーチですね。

 
ビーチでまったり小説を読んだりしてると、なんか暗くなってきて、雨がポツリと…。マズいなぁ〜とか思いつつ、退却。とはいえ、そんなに酷くなる気配はなかったです。
帰り、どっかのcafeでクピっとやっていきたいなぁとか思って、このビーチからも程近い、Coastline Cafeにでも行ってみることにしました。このCafe、Cafe Del MarやMambo Cafeから遠めに見ることの出来る場所にありまして、近くにはKenya、Sunseabarなんかがあります。丁度3年程前に新たなSunset bar地域を作り出したところだったかと。
各店、ビーチ沿いに小さなプールもありますし、Cafe Del MarやMamboに比べると格段にリラックスできる環境になってます。無論、DJによるHouse soundもガンガン鳴ってますね。KenyaはGarandsっていうpartyで有名ですし、SunseabarはPrivilegeのpre-party、Coastline CafeはAmnesiaのpre-partyを主にやってるようです。まぁ、pre-partyの場所は毎年変わることも多いので、一概には言えませんが。今日はCoastline CafeでCreamのpre-partyが行なわれるようです。

そういう訳で、Coastline Cafeでビール(奥さんはコーラ)とオニオンリングをつまみながらぼーっと…。オニオンリング、ジャンクっぽい感じなんですがなんか美味いです。
そうこうボーっとしてると、なんだか天気が良くなってくるではないですか。まぁ、そろそろ眠くなってくる時間なのでホテルに戻る頃合なんですが、ちょっと安心です。コレで今晩はCan d'en Parraに行けそうですし、明日はFormenteraに行く気も湧いてきそうです。

 
いつものようにシエスタ後、Ibiza Townに向かいました。そのままダラダラと、チョイいつもよりも早めにCan d'en Parraに着くと、奥の方でD'Alt Vilaさんとアンドリューがフラフラしてます。どうも席が空くのを待ってるらしい。結局期せずしてまた一緒に食事することになりました。その前、座席が空くのを待つ間に、彼らが宿泊しているD'Alt Vila内のホテルを案内してもらうことに。
Can d'en Parraからちょいと奥に入ったところにあるホテルでして、D'Alt Vila内のホテルらしく、非常に雰囲気があるところです。元々は誰かのお屋敷だったそうなんですが、例のごとく入り組んだ作りになってまして、内装も様々な絵画が飾ってあったり、すんごくいい感じ。屋上に行くと絶景の眺めに小さ目のプールまであります。こりゃー、下界に降りずにまったりしてしまう気もわかるなぁって、非常に納得。
このホテル(名前忘れちゃった)は、ガイドブックやwebで予約できるサイトには載ってないんですよ。Can d'en ParraやEl Portalonをやってる人たちが経営しているホテルで、ほとんど<紹介のみで受け付ける感じ。さすがに少々値が張りますが我々も次の機会には紹介してもらいたいかも…。

D'Alt Vilaさん御一行は、昨晩はLa Troya@AmnesiaからSpaceになだれ込むという、かなりの若者コースをとってらっしゃったようで、今日はヘロヘロになってました。特にアンドリューは24時間ぐらい何も食べてないらしく、お腹空き捲くりでブーブー言ってました。こういうときはスペイン式のゆっくりしたディナーは仇になりますねぇ〜。

そう言えば今日行ったビーチの近くにサボテンが生えてて、実が成ってました。以前日本のTV番組の世界遺産でIbizaが紹介されたときにサボテンの実を皮むいて食べるって話があったのを思い出し、デジカメで撮っておいたんですよ。これをD'Alt Vilaさんとアンドリューに見せ、そしてCan d'en Parraのカティアナさんにも見せたところ、やはりIbizaの地元民にはポピュラーな食べ物だと。そういう訳で、次の機会にでも用意してくれるとのことです。我々はおそらく明日が最後のCan d'en Parraなんですが、間に合わないかも…。

Can d'en Parraでいつものようにのんびりと寛ぎ歓談&食事をした(今度何とか奢らせてもらいました)後、クラブ活動です。本日はMinistry of Sound@Pacha。例のごとくdoorでは€50ですが、Playa d'en Bossaのホテルの近くのBarで買ったのは€35。私が知ってる中ではこの店が一番安いです。
昨年のMinistry of Soundは金曜日だったんですが、今年は木曜日に移ったせいで、Cream@Amnesiaと被ってます。そのせいか、やはり客も空き気味。DJがNY House系の人たちだったからか、結構FunkyなHouseの選曲でした。コレはコレでいいんですが、いつものMinistry f Soundとはちょっと違う感じもしました。
どうにも今日のPachaはベースが効き過ぎてまして、振動がお腹の中までやってきます。んで、奥さんのお腹も少々張り気味に。ほとんど座って休んでましたね。まぁしかし、十分堪能できましたです。
今日は早めに引き上げようと、帰る直前にClubを出る前に出口付近にあるPachaグッズショップで物色してると、再びトモさんに遭遇。彼女も今から帰るそうです。だったらついでだし、ってことで車で送ってあげることにしました。彼女は毎回Pachaに来てるそうなんですが、Ibizaのportまで歩いて、その後バスでホテルのあるSant Antoniまで帰るそうで、そりゃ−大変そう。っていうか、初めて来た頃の我々も結構歩き捲くってましたが、すっかり慣れて楽し捲くってる我々にとっては非常に大変そうに思えてしまう訳ですな。
実はビールを飲んだ直後だったので少々飲酒運転でした。大して酔ってなかったですが、すんません(笑)。日本ではさすがに絶対やらないんですが、海外だと緩みがちなんですなぁ〜。良くないかな…。

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